三沢市の障がい者数とインターン生の私が感じた「課題」(西村さん作成)

今回、久保田隆二議員のインターン生として記事を書かせていただきます、西村です。よろしくお願いいたします。

本日は、三沢市の障がい者数と、私が感じた課題について皆さまにお伝えしたいと思います。

私が障がいに関してブログ記事を作成する理由として、自身が難病指定されている、あまり知られていない障がいがあり、そのような立場の方は私以外にも大勢いらっしゃるのではないかと考えており、「三沢市から日本全国へ」を目標に、障がいへの理解を高めていきたいという目標があるからです。

まず、三沢市の障がい者数を見ていきましょう。

こちらは、「三沢市第三期障がい者計画」(2019年 3月策定)にある表です。各種手帳交付者数でみた人数です。

この表を見て、2014年と2018年を比較すると、全体としては減っているものの、精神障害者保健福祉手帳所持者は増加していることがわかります。

▼三沢市第三期障がい者計画リンク
https://www.city.misawa.lg.jp/index.cfm/20,33779,110,119,html

私が重要であると考えること・課題

それは、「障がい者に対する配慮」です。

障がいがある身として、「遠慮」ではなく「配慮」が必要であると強く感じています。

遠慮=他者に対して、本当に思っていることを我慢して伝えずにいること

配慮=困っている他者に対して、心配りをし、けっして「特別扱い」をするということではないこと

であると私は考えます。我慢は続かないけれど、心配りであれば、意識すれば誰にでも、いつでもできることであると感じています。

そこで、三沢市第三期障がい者計画の中にある、三沢市の障がい者に対する「基本目標」を見て、私自身は、10個の目標と、その中にある施策・事業は大変すばらしいと感じました。

しかし、それを「三沢市」で行うだけでなく、市民の皆様にも、小さなことから「配慮」をしていただくことが必要であると感じています。

例えば、様々な援助、配慮が必要な方が持っている「ヘルプマーク」というものを、皆様はご存じでしょうか?

ヘルプマークについて

ヘルプマークはこのようなものです。もしかすると、「見たことはあるけれど、意味は知らなかった」という方もいらっしゃると思います。

こちらは、外見では障害があると分からなくても援助や配慮が必要な方が、援助を得やすくなるよう東京都が平成24年10月に作成したマークです。

ちなみに、私も持っています。私が市民の皆様に配慮の一つとしてお願いしたいことは、電車内やバスなどで、このマークを身に着けている方がいたとしたら、席を積極的に譲っていただきたいという事です。

しかし、ヘルプマークをバックなどに着けていても、スマートフォンに夢中になり気が付いて下さらない方、体調が悪く、座りたいと思っていても寝ていてヘルプマークをつけているこちら側から「席を譲っていただきたい」と声をかけづらい方、また、優先席に健康な方が座っているという事が、私が良く感じることです。

そこでよく起きていることが、「ヘルプマークを身に着けている方同士の乗車席の譲り合い」です。

私自身も、そのような状況になったことがありました。もし、そのような状況を見かけたら、ぜひ市民の皆様も「配慮」として協力していただきたいと強く思います。

内部障がいは特にわかりづらいものではあると思うのですが、一つの行動で障がいのある方が救われるということを頭の中に入れていただけると大変嬉しく思います。

本日は、以上となります。

投稿者プロフィール

西村実来
宮城学院女子大学 学芸学部 人間文化学科3学年在学中。
私自身、障がいがあります。難病指定されている障がいで、あまり世に知られていないものです。
様々な悩みや、障がいについてもっと世に伝え、知ってもらうことにより、世界の人々が平等な生活を送ることを出来ることが私の夢です。

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