議会改革推進会議とは、議会が「三沢市議会基本条例」の目的を達成しているかどうか検証/評価を行う為の会議体です。
根拠は三沢市議会基本条例の第11章第33条・第34条をご覧頂ければと思います。
http://www.city.misawa.lg.jp/reiki_int/reiki_honbun/c008RG00000914.html#e000000434
令和4年3月に委員が交代となりました。私は引き続き、議会改革推進会議の委員となり、副委員長となりました。
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令和4年5月27日開催:今後の取組について
令和4年5月27日開催:今後の取組について
令和4年5月27日開催の議会改革推進会議では、『三沢市議会基本条例の検証作業に伴う三沢市議会行動計画(案)【令和4・5年度】』の内容について会議を行いました。
行動計画は以下の8項目です。
【三沢市議会行動計画案(令和4・5年度)】
1.情報公開・発信のさらなる充実化
2.政策立案・提言の強化
3.重要政策等の説明
4.政務活動費の必要性
5.ICTの積極的な活用
6.危機管理体制の構築
7.三沢市議会検証作業等実施要綱第4条(委員による検証作業等)の改正
8.第三者評価の実施
三沢市議会アドバイザーの中道さんよりアドバイスを頂きました。
行動計画案の8項目の内容や、取り組む際の優先順位などについて、委員から多くの意見を頂きました。
今後は、行動計画案の内容や優先順位、実施するスケジュールなどについて、会議を行う予定です。
令和4年7月21日開催:取組内容及びスケジュールについて
令和4年7月21日開催:取組内容及びスケジュールについて
令和4年7月21日開催の議会改革推進会議では、8つの項目の取組内容とその項目の実施スケジュールについて会議を行いました。
➀三沢市議会検証作業等実施要綱第4条(委員による検証作業等)の改正
取組内容の中で、「三沢市議会検証作業等実施要綱第4条(委員による検証作業等)の改正」について、冒頭、審議が行われました。
検証作業者を「全議員」とするか、「推進会議委員」のみとするかについて、意見が出され、結果として、現行のまま推進会議委員を検証作業者とすることに決まりました。
➁取組内容及びスケジュール
取組内容及びスケジュールについてですが、下記の8項目について、優先順で並び替えを行い、それぞれの項目毎に目安のスケジュールを設定しました。
【三沢市議会行動計画案(令和4・5年度)】
※()内の数字は旧項番
1.情報公開・発信のさらなる充実化(1)
▼令和4年7~8月:広報ターゲット・ツールの検討
▼令和4年9月 :議長へ報告/広報へ依頼
2.ICTの積極的な活用(5)
▼令和4年7月~ :タブレット活用範囲の調査・研究(随時案件)
3.危機管理体制の構築(6)
▼令和4年7~8月:議会災害対策本部設置訓練の検討
▼令和4年9月 :議長へ報告
▼令和4年10月 :防災訓練
▼令和4年11月 :検証
▼タブレット導入後:タブレットを活用した訓練等の検討を継続
4.政策立案・提言の強化(2)
▼令和4年10月~:議員間討議の実施方法の検討
▼令和5年4~5月:市民意見の把握方法の検討
▼令和5年6月 :議長へ報告/広報へ依頼
▼令和5年10~11月:政策討論会の実施方法の検討
▼令和5年12月 :議長へ報告/所管委員会へ依頼
5.三沢市議会検証作業等実施要綱第4条(委員による検証作業等)の改正(7)
▼令和4年11月~:実施要綱改正案の検討
6.第三者評価の実施(8)
▼令和4年11月~:手法・評価者等の調査・研究
▼令和5年10~11月:第三者評価実施要領の策定
▼令和5年12月~:第三者評価の実施
7.重要政策等の説明(3)
▼令和5年4月~ :重要政策の情報提供方法の検討
8.政務活動費の必要性(4)
▼令和5年4月~ :政務活動費の調査・研究
令和4年9月29日開催:情報公開・発信のさらなる充実化など
令和4年9月29日開催:情報公開・発信のさらなる充実化/三沢市議会防災訓練の実施
令和4年9月29日開催の議会改革推進会議では、次の2つの案件について会議を行いました。
(1)情報公開・発信のさらなる充実化について
(2)三沢市議会防災訓練の実施について
以下でそれぞれ説明いたします。
(1)情報公開・発信のさらなる充実化について
令和4年からスタートしたネット媒体での発信について、YouTube動画視聴回数やFacebookの閲覧数を分析した資料が配布され、さらなる充実化に向けて意見が出されました。
情報公開・発信のさななる充実化に向けての議会改革推進会議としての案は以下の通りです。(今後、広報広聴委員会に提案いたします)
1.議会広報誌に係る改善案
(1)一般質問において検討案件となったものの進捗状況の記載
(2)次回定例会の会期日程の記載
(3)「議会マメ知識」の拡大及びシリーズ化
2.委員会等会議活動の映像配信
〇タブレット導入後の、委員会の動画撮影、YouTubeへの投稿
(2)三沢市議会防災訓練の実施について
令和4年度の三沢市総合防災訓練と同日に三沢市市議会防災訓練を実施する為の案を議会改革推進会議で検討しました。
令和4年10月23日(日)に以下、2つの訓練を実施します。
➀非常時安否確認訓練
⇒自宅等でメールを用いて、三沢市議会連絡網により安否確認を報告する訓練を想定。
➁災害対策本部設置訓練
⇒議会本部構成員(各派交渉会議員)が議会本部(議長室)にて訓練。その他の議員は議会本部訓練を参観。
令和5年3月16日開催:三沢市議会検証作業等実施要綱の改正/議員間(委員間)討議
令和5年3月16日開催:三沢市議会検証作業等実施要綱の改正/議員間(委員間)討議
令和5年3月16日開催の議会改革推進会議では、次の2つの案件について会議を行いました。
(1)三沢市議会検証作業等実施要綱の改正について
(2)議員間(委員間)討議について
以下でそれぞれ説明いたします。
(1)三沢市議会検証作業等実施要綱の改正について
三沢市議会検証作業に現状使用している「三沢市議会基本条例チェックシート」及び「三沢市議会基本条例検証結果表」について、条文を要約した文言が記載されているが、検証作業者の解釈のずれが生じないように、今後は条文をほぼそのまま記載するよう変更する改正案について会議を行いました。
変更前(条文要約版)
変更案(条文をほぼそのまま記載)
中道アドバイザーからの意見
条文を記載することに大賛成である。要約では、議員に解釈に幅が出てしまう。さらに次のプロセスとして検証作業時にABCで評価する際に、どういう場合にAやBやCの評価をするのか?というものさしを1ミリずつでも1条ずつでもつくり、議会全体の全ての議員がおおむね腹落ちする状態をつくっていくべきである。
▼今後▼
ABCのものさしをつくることについて、当推進会議で積極的に実施する予定であり、今後は1条文ごとの評価案をまとめていく。
(2)議員間(委員間)討議について
現在、三沢市議会では議員間(委員間)討議について、特に要綱などに定めているわけではなく、試験的に各員会で実施した実績が数件あります。
今回は、議員間(委員間)討議について、どのような方向で進めていくべきかを、委員で話し合いました。
中道アドバイザーからの意見
・フォーマルか、インフォーマルか、立ち話なのか、本音がでてくるタバコ部屋のようなイメージか、本音をだしてもらいやすくする為、休憩して、議員討議をやっているところもある。
・タイミングは質疑の後、統括質疑の前後、討論の直前など色々やり方はある。
・司会は委員長がやる所も議長がやるところ、またファシリテーターがやるところなど様々である。
▼今後▼
議員間(委員間)討議については、マニュアル作成して、ルールを決めるのではなく、試験的な議員間(委員間)を各委員会で継続的に実施して頂き、定期的に振り返りを実施する。
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令和5年4月~8月:三沢市議会基本条例チェックシートに係る協議・検証及び評価について
議会改革推進会議では4月25日、5月22日、6月20日、8月4日と複数回にわたり、「三沢市議会基本条例チェックシートに係る協議・検証及び評価について」の会議を行ってきました。一連の会議で決めてきたことについてご説明いたします。
(1)ものさし(評価基準)の方向性
三沢市議会では現在、2年に一度、「三沢市議会基本条例チェックシート」を用いて、三沢市議会基本条例の目的が達成されているかどうかを検証・評価しております。前回の評価は以下をご覧ください。
【前回】三沢市議会基本条例の検証(令和2・3年度分)についてはこちら
https://www.city.misawa.lg.jp/sp/index.cfm/24,46207,122,591,html
令和5年3月16日開催の議会改革推進会議の中で中道アドバイザーより、この検証・評価の際に、「どういう場合にAやBやCの評価をするのか?というものさしを1ミリずつでも1条ずつでもつくり、議会全体の全ての議員がおおむね腹落ちする状態をつくっていくべきである。」とのご意見を頂いた為、議会改革推進会議にてものさしをつくることとしました。(現状のチェックシートにはものさしがない)
大枠の方向性の話し合いを重ねました。
ABC評価の基準をつくるにあたり、三沢市議会としての大枠の方向性について、何度も話し合いを重ねました。中道アドバイザーからもご意見頂き、また委員の皆さんからもご意見を頂きました。
評価の基準については、成果を重視するのか?それとも条文を理解していることを重視するのか?また、評価の基準を具体的に記載するか?抽象的に記載するか?、どのくらい細かく評価の基準を作るかなど、色々な方法が考えられる中で、まずは三沢市議会として一定の方向性を定め、評価の方向性を決定しました。
(2)スケジュールを立て、ものさし(評価基準)をつくる
チェックシートのABC評価のものさし(基準)を6月~7月で作成することとし、その後、要綱を改正し、新しいシートにて評価を実施していきます。
新しく作成した評価基準はこちら
新しく作成したチェックシートではABCの評価基準が記載しています。
新しく作成したチェックシートはこちら
https://drive.google.com/file/d/1THFG6ic-yry4g7VLkbyzyOFSMGQ8dGXJ/view?usp=drive_link
今後は評価をとりまとめて、結果表の作成などを行っていきます。