2022/11/9議会改革推進会議の視察➀「委員間討議」「議会BCP」

本日は、2022年11月9日に議会改革推進会議で視察を行った、堺市の委員間討議と議会BCPについての報告をいたします。

堺市議会について

https://www.city.sakai.lg.jp/shigikai/index.html

まずは、視察を行った堺市議会の紹介をします。

➀議員定数48人
➁現員数46人

➂会派別構成
大阪維新の会堺市議会議員団(17人)
公明党堺市議団(11人)
自由民主党・市民クラブ(8人)
堺創志会(5人)
日本共産党堺市議会議員団(4人)
会派に属さない議員(1人)

➃委員会
常任:総務財政、市民人権、健康福祉、産業環境、建設、文教
特別:育ちと学び応援施策調査特別委員会、危機管理体制検証調査特別委員会、公共事業等関係費適正化調査特別委員会
その他:議会運営委員会

詳細情報は堺市議会のHPをご覧ください。
https://www.city.sakai.lg.jp/shigikai/index.html

委員間討議

堺市議会では平成25年5月定例会から試行し、令和元年5月から本格実施しております。

議会基本条例第13条に明記

(委員会)
第13条 委員会は、調査及び審査を自主的かつ自立的に行うものとする。
2 委員会は、調査及び審査を充実させるため、必要に応じて委員間討議を行うものとする。

堺市議会ではルールを決めて、委員間討議を行っています。下記が実際の様子です。

令和 2年 文教委員会(12月11日)
議案第151号「堺市立学校設置条例の一部を改正する条例」
〇委員間討議
http://www.kensakusystem.jp/sakai-vod/committee/video/R02/R021211-04-14.html

議会BCP

BCP(Business continuity planning)とは、事業継続計画または業務継続計画といい、災害発生時などの制約下でも業務を適切に進めるために備えておく計画であり、議会BCPとは議会機能を継続させる為の計画となります。

堺市議会では、平成29年第1回市議会(定例会)において堺市議会基本条例を改正し、本市議会が災害の発生時に継続して担うべき役割及び責務に関する計画の規定を追加しました。
 これを受けて、平成30年4月、堺市議会業務継続計画(BCP)を策定しました。

堺市議会業務継続計画(BCP)はこちらをご覧ください。
https://www.city.sakai.lg.jp/shigikai/seimuchosa/20180510_BCP.html

おわりに

今回視察した「委員間討議」や「議会BCP」については、三沢市議会においては整備されていませんので、堺市議会の先進事例を参考にし、今後、議会改革推進会議などで、検討を重ねていきたいと思います。

本日は以上です。

投稿者プロフィール

久保田隆二
久保田隆二
三沢市議会議員(1期目)。32歳。1989年(平成元年)生まれ。
古間木小学校⇒第五中学校⇒三沢商業高校(情報処理)⇒八戸工科学院(制御システム工学)を卒業後、六ヶ所村の日本原燃(株)で約5年間勤務、その後、社会課題解決に興味を持ち、東京のIT関連会社で約2年勤務し、2019年に三沢市へ帰省。
2020年3月に三沢市議選挙で初当選し、市議会議員として活動中。

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