ファミリー・サポート・センターについて

 こんにちは。インターン生の鎌田です。

 皆さんは、ファミリー・サポート・センターをご存じですか。ファミリー・サポート・センターとは、「子育ての手助けが必要な方」利用会員と、「子育ての手助けをしたい方」提供会員が登録し、子供の送迎や預かりなど、育児について、地域で助け合うシステムです。私も、夫の転勤先の他県に住んでいた時は、ファミリー・サポート・センターを利用していました。子育て中で身近に頼る人がいないという家庭にとって、いざという時、とても頼りになる心強いシステムです。

 三沢市には共働きや転勤族のご家庭も多いと思いますので、今回は私の体験談を交えながら、ファミリー・サポート・センターのことについて書きたいと思います。

私のファミリー・サポート・センター利用体験

 ファミリー・サポート・センターに登録すると、利用会員または提供会員の自宅で、子供を預かってもらったり保育園や学校への送迎をお願いすることができます。また、私が当時住んでいた地域では、市民センター内に子供を預かっていただける場所があり、市民センター主催の講座や、サークル活動の際に利用することができました。常駐の提供会員さんがいて、予約なしでも預かっていただけたので、緊急の時なども、利用しやすかったです。

ファミリー・サポート・センターの活用

 私は、転勤先でファミリー・サポート・センターを利用しながら、提供会員になるための講座も受講しました。講座は朝から夕方まで、数日間の日程でしたので、受講中は、提供会員さんに子供を預かっていただきました。当時我が子は未就園児で、長時間の預かりは経験したことがなかったのですが、講座中の預かりは、その後の保育園・幼稚園生活の練習にもなりました。

 また講座には、私も含め、子育て中の女性が多数参加していました。講座ではこのような方々に向け、仕事を始めたいけれど産後でブランクがあったり、仕事を始めることに不安があるという方は、ぜひ提供会員としての活動を、社会復帰に向けてのファーストステップとして活用していただければ、というお話もありました。

 講座中、子供を預かってくださった提供会員の方の中には、60代70代の方々も多くいらっしゃいました。転勤先での子育てで、身近に頼る人がいなかった私にとって、母のような年代の方々に子供を共に見守っていただけて、家族のような安心感がありましたし、皆さん明るくパワフルに活動していらっしゃる姿に元気をもらいました。

まとめ

 ファミリー・サポート・センターは、子育て中のご家庭にとって、いざという時、とても頼りになるシステムです。また、これから働きたいと考えている子育て中の女性や、高齢者の方々にとっても、提供会員として活躍できる場所ではないかと思いました。

このようなシステムを利用して、三沢市で子育て中のご家庭が、より暮らしやすくなることを願います。

三沢市 ファミリー・サポート・センター

https://www.city.misawa.lg.jp/index.cfm/21,1246,112,516,html

投稿者プロフィール

鎌田
鎌田
インターン生。青森県青森市出身。結婚・出産後、夫の転勤で他県に移り、転勤先での育児を経験。2020年に青森市に帰省、現在も在住。独学で英語の学び直し中。

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