35歳になりました。色々考えた結果「起業して、実務派市議へ」になる決意をしました。

本日、皆様に大切なお知らせしたいと考えておりまして、今までの自分の議員活動のスタイルを大きく見直して、成果を出せる議員を目指していきたいという話を書きたいと思います。

結論から言いますと、「株式会社を起業して、実務を担う市議会議員になる決意をしました。」
⇒その理由を以下に記載いたします。

自分が今までやってきたことは「アドバイザー」のような活動

1期目の議会での様子(私は一番左側に座っています)

私は先月、2024年11月20日で35歳となりました。初めて議員に当選させていただいたのが、2020年3月でした。

初当選してから今まで自分がやってきた活動を振り返ると、「アドバイザー」のような意見/提案をする仕事をしてきたと実感しております。

具体的に言いますと、
・一般質問や委員会の場で意見/提案をする
・直接市役所の部署を訪問し、意見/提案をする
・市内の中小企業者を訪問して、意見/提案をする

私にとって市議会議員の仕事は「手を動かして実務を担う」というよりは「企画・アイディア提案/事例紹介/問題提起」のような口を動かすことだと考えて行動してきました。

成果を出せている実感がない⇒地域に実務を担う人材が必要なのでは?

委員会での発言の様子

委員会の場などで「企画・アイディア提案/事例紹介/問題提起」などの意見をだすことで、課題が解決される考えていましたが、実際には上手くいかない事も多く、なかなか成果を出せなかったと実感しております。

⇒なぜ、上手くいかないか?を考えた際に、デジタル領域の実務を担う、スキルを持った方が三沢市の中で足りていないと思いました。

ここで、1つ例を挙げますが、以前、三沢市商工会との意見交換会があった際に、私は「円安なので、三沢市の米軍基地関係の外国人の方をターゲットにした商店街の販促をするべき」との意見を言いました。
⇒私は意見のみを出したのですが、実際に当該施策を実現する場合、詳細な実務を設計する必要がありますが、誰がどうやってやるのか?という課題があります。

今までの自分であれば、三沢市役所の担当部署の方か、三沢市商工会の方か、三沢市観光協会の方などが、詳細な実務を設計してくれるだろうという考えでした。ですが、意見のみ出しても何も起こらないことの方が圧倒的に多いです。

これまで同様のことがありましたが、「企画・アイディア提案/事例紹介/問題提起」などの意見をだすことが市議会議員の仕事なんだという固定概念が自分の中にありました。

「市議」という肩書にとらわれない⇒実務で結果を

今までの自分は
・市議会議員を意見を出すのが仕事で実務をするのが仕事ではない
・市議会議員は株式会社を起業して、市議とは別にビジネスの市場で仕事をするべきではない
⇒などという、市議会議員という肩書にとらわれてしまっていたと思います。

35歳になり、市議会議員として、より成果を出せる活動方法がないか?考えた際に、自分自身が地域の課題の解決策の実務の部分を担っていきたいと考えました。その実務を担う為に、株式会社を起業しようと考えてました。

実務で結果を出すのになぜ株式会社を起業するのか?

実務で結果を出す為には「①ビジネススキル」と「②ビジネス領域(営利)の法人準備」が重要であると考えています。

▼①ビジネススキル
私自身、サラリーマン時代からかなり時間が経過し、デジタル領域のビジネス感覚も鈍ってしまっていると考えます。スキルとしてはかなり中途半端な状態にあります。
⇒実務を通して結果を出す為には、成果を出す為の詳細な実務の設計能力が必要で、そこには高いビジネススキルが求められることから、ビジネスの現場の中で、高いスキルを身に着けていき、成果を出す為の詳細な実務の設計能力を身に着けたいと考えています。
その為、株式会社を起業し、ビジネスの市場でスキルを獲得していきたいと考えています。

▼②ビジネス領域(営利)の法人準備
今まで、一般社団法人を設立し、対個人に対してのボランティア活動に近い非営利活動をしてきましたが、今回は、対法人向けのビジネス領域での市場獲得の為、営利目的の株式会社を設立し、ビジネス領域での市場開拓/ビジネススキル獲得/法人としての信用獲得を行っていきたいと考えています。

本日は以上です。

投稿者プロフィール

久保田隆二
久保田隆二
三沢市議会議員(2期目)。35歳。1989年(平成元年)生まれ。
古間木小学校⇒第五中学校⇒三沢商業高校(情報処理)⇒八戸工科学院(制御システム工学)を卒業後、六ヶ所村の日本原燃(株)で約5年間勤務、その後、社会課題解決に興味を持ち、東京のIT関連会社で約2年勤務し、2019年に三沢市へ帰省。
2020年3月に三沢市議選挙で初当選後、2024年3月に再当選。現在、市議会議員として2期目の活動中。

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