産業建設常任委員会視察報告①
2023年の2月1日に島原市の視察を行いました。
視察の内容を報告いたします。
島原市での調査項目は以下、2点となります。
○地域おこし協力隊による賑わい創出について
○島原城を活用した観光振興について
地域おこし協力隊による賑わい創出について
地域おこし協力隊とは
→都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、生活の拠点を移した者を、地方公共団体が「地域おこし協力隊員」として委嘱。隊員が、一定期間、地域に居住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援や、農林水産業への従事、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組。
▼制度の詳細は以下をご覧ください。
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/02gyosei08_03000066.html
島原市での地域おこし協力隊について
平成25年度から受入を開始しており、現在活動している隊員を含めて、今までに14名の隊員を受け入れている。
島原市地域おこし協力隊の制度はこちらから
▼島原市地域おこし協力隊設置要項
https://www.city.shimabara.lg.jp/reiki/H425902500060/H425902500060_j.html
▼島原市地域おこし協力隊起業支援補助金交付要綱
https://www.city.shimabara.lg.jp/reiki/H430902500030/H430902500030_j.html
既に活動が終了している、13名の隊員の内、島原市へ定住した方は5名です。
▼役所担当者のご意見▼
その他の隊員については、任期途中で自己都合退職される方が多い。
→担当者さんの話によると、ミスマッチの部分もあり、実際やってみて、自分のやりたいことじゃなかったなどの意見が出ていた。なので、以前は活動する内容をかなり限定しているやり方であったが、近年のやり方はフリーミッション型を導入しており、ある程度活動を自由に行えるようにしている。
2021年の3月から協力隊として活動されている田口さんからの活動内容の説明
2021年の3月から協力隊として活動しており、その内容はフリーミッション型である。
→人口・関係人口創出をミッションのなかで、自由に活動するスタイル。
主な活動内容
▼ちょいそとで島原のアウトドア情報発信
▼ハムづくり体験イベントの企画
ブログ「どどん!」で島原市の魅力を発信
その他、昆虫食をきっかとした島原市のPR・産業づくりについて教えていただきました。
島原城を活用した観光振興について
現在「島原城築城400年武将PR事業の事業を行っている。
事業の目的
島原城は島原市の観光の核となる施設であり、令和6年に築城400年を迎えることから、当時を彷彿とさせる歴史をを演出し、非日常を通じて、観光客の満足感・充実感を高め、観光の活性化を図るとともに、築城400年のPRを武将隊で行うことで、観光客誘致を図る。
主な事業
▼イベント関係
・夜の島原場活用
・MRシマバラジョウ/VR島原城ツアー
・謎解きゲーム
・はかまレンタルイベント
・武将隊演舞披露
▼情報発信など
・自社取り扱い商品のPRやイベント情報の発信
・武将隊オリジナルグッズの製作と販売
・地元企業の商品や店舗を取材し動画やオリジナルのフリーペーパーを配布
・各種SNSを活用した情報発信の実施
・動画配信サイトでの毎週一回のライブ配信の実施
・SNSを使って島原城はもとより島原の情報発信
指定管理制度を導入しており、株式会社島原観光ビューローに委託を行っている。
→島原市には観光協会がなく、昔、観光協会など、様々な関係団体があったが、それを1つの株式会社として設立した。島原市も出資している。
投稿者プロフィール
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三沢市議会議員(1期目)。32歳。1989年(平成元年)生まれ。
古間木小学校⇒第五中学校⇒三沢商業高校(情報処理)⇒八戸工科学院(制御システム工学)を卒業後、六ヶ所村の日本原燃(株)で約5年間勤務、その後、社会課題解決に興味を持ち、東京のIT関連会社で約2年勤務し、2019年に三沢市へ帰省。
2020年3月に三沢市議選挙で初当選し、市議会議員として活動中。
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