本日、議会改革推進会議が開催され、出席しました。(タブレット端末導入の今後の流れ)

本日、議会改革推進会議が開催されましたので、出席しました。

本日の会議の内容

本日の会議の内容は以下の2点です。

【報告事項】
・ICTの積極的な活用に向けた議長への提言についての結果報告

【案件】
・タブレット端末導入による効果及び必要性について

以下で解説いたします。

ICTの積極的な活用に向けた議長への提言についての結果報告

令和2年11月19日、議会改革推進会議正副委員長から議長へ、「議会改革に向けた提言について」提言書の手交を行いました。

議長からの回答は以下の通りです。

【議長からの回答】
➀タブレット端末導入については、ICTの積極的な活用に向けた効果的な手法であり、ぜひとも前へ進めて参りたい。
➁また、タブレット端末導入にあたってその効果や必要性、また三沢市議会に合った機種やシステムの選定、更には使用基準など検討する事項が様々あるため、議会改革推進会議のお力を借りながら一緒に進めて参りたい。

タブレット端末導入に向けた今後の流れ(議長案)

 【令和3年1月~5月】 

〇タブレット端末の導入による効果や必要性について協議
〇タブレット端末の仕様について協議
〇ペーパーレス会議・文章共有システムの仕様について協議
〇タブレット端末使用基準について協議
※必要に応じ既にタブレット端末を導入している県内の他市議会へ視察調査を行うことも考えられる。

 【令和3年6月】 

〇タブレット端末導入に向けた検討結果を議長へ報告

 【令和3年7月】 

〇推進会議からの検討結果をもとに議会運営委員会へタブレット端末導入の検討を依頼

 【令和3年8月】 

〇タブレット端末導入について検討
※議会運営委員会でタブレット端末の導入を決定した場合
⇒〇タブレット端末について議長へ導入依頼

 【令和3年9月~10月】 

〇議長から市へタブレット端末導入に関する議会の意向を報告

 【令和3年11月】 

〇次年度当初予算要求(タブレット端末導入)

 【令和3年12月~令和4月3月】 

〇タブレット端末使用基準の制定
〇タブレット端末使用に係る会議規則等改正

案件:タブレット端末導入による効果及び必要性について

1.タブレット端末導入による効果
(1)議会運営上の効果
⇒利便性の向上、議会情報等の取得及び共有化
(2)危機管理体制上の効果
⇒災害時の安否確認手段の確立、議員間の災害情報の共有化
(3)経費等削減の効果
⇒経費の削減、労務時間の削減、副次的な経費の節減

2.タブレット端末導入の必要性

市議会には、市長と共に、市民福祉の向上と地域の発展という共通の使命が課されており、その使命の達成のため、市民からの意見を的確に把握し、深化した議論を実施し、また議員活動を活性化させる必要があります。
こうした中で、より一層その使命を達成するためには、より合理的かつ効率的な議会活動を行っていく必要があり、その活動を支えるための手段として、ICT、特に上記3点の効果が期待できるタブレット端末を積極的に活用していくことが有効であると考えることから、市議会において、早期にタブレット端末を導入する必要があると考えます。

次回以降の打ち合わせで詳細な仕様を会議していきたいと思います。

次回から「タブレットの端末の仕様」や「ペーパーレス会議・文章共有システムの仕様」、「タブレット端末使用基準」等について会議をして、詳細な仕様を決めていければと思います。

今後、私の今までの知識・経験から貢献できる範囲もあると思いますので、他の委員の方と協力しながら、より良い仕様を作っていければと思います。

本日は以上です。

投稿者プロフィール

久保田隆二
久保田隆二
三沢市議会議員(1期目)。32歳。1989年(平成元年)生まれ。
古間木小学校⇒第五中学校⇒三沢商業高校(情報処理)⇒八戸工科学院(制御システム工学)を卒業後、六ヶ所村の日本原燃(株)で約5年間勤務、その後、社会課題解決に興味を持ち、東京のIT関連会社で約2年勤務し、2019年に三沢市へ帰省。
2020年3月に三沢市議選挙で初当選し、市議会議員として活動中。

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