子宮頸がんワクチン、定期接種の積極的な勧奨を再開か。

本日は、子宮頸がんワクチン、定期接種の積極的な勧奨について、厚生労働省の専門部会で了承されたことについて書きたいと思います。

子宮頸がんワクチン、定期接種の積極的な勧奨を再開へ…厚労省部会が了承

以下、yahooニュースを引用いたします。

子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)感染を防ぐワクチンの定期接種について、厚生労働省の専門部会は1日、8年前から中止していた積極的な接種勧奨を再開することを了承した。再開時期は今後検討する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b212e73845323f11d8f5b937d54405649095c25c

HPVワクチンは小学6年~高校1年を対象に2013年4月に定期接種となったが、接種後の痛みなどを訴える声が相次いだことから、国は同年6月に積極的な接種勧奨を中止となっていました。

こちらからHPVワクチンについての資料を確認できます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_284075.html

HPVワクチンの情報(厚生労働省)

ワクチンに関するいくつかの情報をこちらに記載いたします。

ヒトパピローマウイルス感染症とは
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。

ワクチン接種の効果
HPVワクチンは、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。
HPVワクチンを導入することにより、子宮頸がんの前がん病変を予防する効果が示されています。また、接種が進んでいる一部の国では、まだ研究の段階ですが、子宮頸がんを予防する効果を示すデータも出てきています。

ワクチン接種のリスク
多くの方に、接種を受けた部分の痛みや腫れ、赤みなどの症状が起こることがあります。
筋肉注射という方法の注射で、インフルエンザの予防接種等と比べて、痛みが強いと感じる方もいます。
ワクチンの接種を受けた後に、まれですが、重い症状が起こることがあります。

HPVワクチンリーフレット 令和2(2020)年版

https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000838241.pdf

HPVワクチンリーフレット 令和2(2020)年版はこちらからダウンロードできます。
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000838241.pdf

また、厚生労働省のHPに専用ページがありますので、こちらもあわせてご確認お願いします。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html

本日は以上です。

投稿者プロフィール

久保田隆二
久保田隆二
三沢市議会議員(1期目)。32歳。1989年(平成元年)生まれ。
古間木小学校⇒第五中学校⇒三沢商業高校(情報処理)⇒八戸工科学院(制御システム工学)を卒業後、六ヶ所村の日本原燃(株)で約5年間勤務、その後、社会課題解決に興味を持ち、東京のIT関連会社で約2年勤務し、2019年に三沢市へ帰省。
2020年3月に三沢市議選挙で初当選し、市議会議員として活動中。

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