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令和2年8月31日開催:「妊娠・出産への支援について」「男女共同参画の推進について」
令和2年8月31日に委員会が開催されました。案件は以下の通りです。
【案件】
(1)妊娠・出産への支援について
(2)男女共同参画の推進について

今回の委員会では「第2期三沢市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の内、基本目標3の育てたくなるまちを案件にしています。
以下で一つずつ解説していきます。
(1)妊娠・出産への支援について
三沢市の「第2期三沢市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の育てたくなるまちの「妊娠・出産への支援」の方法について、説明を受けました。主な事業は以下の通りです。
1.妊産婦・新生児訪問事業
保健師と訪問指導員による妊産婦および乳児の全戸家庭訪問により、妊娠、出産、新生児期における母子の健康管理を行い、妊産婦の心身の不安や児の疾病の早期発見および虐待予防を図っている。
2.妊産婦健康診査事業
➀妊婦健康診査事業
母子健康手帳の交付を受けた全妊婦に対して、基本健康診査14回分と超音波検査等7回分を無料で受診できる受診票を交付。妊娠中の異常の早期発見、低出生体重児の防止を図っている。
➁産婦健康診査事業
産後うつの予防や新生児への虐待予防を図るため、産後2週間、産後1ヵ月健診を無料で受診できる受診票を全産婦に交付し、妊娠期から切れ目のない支援体制を整備している。また、産婦健診により、支援が必要な方を対象に、令和2年度から産後ケア事業を立上げ市内助病院で体調や育児不安のある方が安心して子育てできるよう、支援体制の充実を図っている。
3.妊婦歯科健康診査事業
ライフステージに応じた歯科保健対策は重点事業の1つでもある。平成8年度より妊婦の歯科健診を実施しており、現在は市内歯科医院に委託して個別の歯科健診を実施中。妊娠期における、むし歯や歯周疾患を予防し、早産予防と出産後の児の望ましい口腔衛生行動につながている。
4.成人の風しん抗体検査・予防接種助成事業
妊婦希望の方および夫等の抗体検査費用と、抗体価が低い者への予防接種費用の助成を行い、感染拡大を防いでいる。
5.ハイリスク妊産婦アクセス支援事業
ハイリスク妊産婦が周産期医療センター等での治療、分娩および児がNICUに入院時の産婦が面会に要する交通費と宿泊費を助成し、適時的確な医療体制の整備と周産期死亡率の低下を図っている。平成31年度までは上限5万円だったが、令和2年度から助成額を10万円に拡充している。
「妊娠・出産への支援について」は意見を行っていません。
これからこの領域の事をもっと勉強していきたいと思います。
(2)男女共同参画の推進について
三沢市の「第2期三沢市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の育てたくなるまちの「男女共同参画社会確立」の方法について、説明を受けました。
三沢市の男女共同参画計画の今までの流れと今後について

・1999年(平成11年)に施行された「男女共同参画法」を受け、2002年(平成14年)に第1次男女共同参画計画となる「みさわハーモニープラン」を策定。
・第1次プランの計画期間10年が経過したため、2012年(平成24年)にそれまでのハーモニープランを改訂し、現在運用中の「第2次みさわハーモニープラン」を策定した。(計画期間は10年で2022年【令和4年3月】まで)
・今後、第3次計画策定に向けた準備をする。
今後の事業内容について
具体的な事業として、今まで「男女共同参画の意識の醸成活動」や「女性の社会参画の促進」に取り組み、これからも同様の事業等を継続して行う。詳細は以下の通りです。
➀男女共同参画の意識の醸成
・これまで同様、意識啓発及び人材育成のためのセミナー、講座を実施予定。
➁女性の社会参画の促進
・市各種附属機関への女性の登用のため、関係機関に対し積極的に登用するよう働きかけを継続して行う。
・地域活動及び各種イベントへの女性参加の呼びかけを行う。
➂その他
・第3次ハーモニープラン策定に向けた市民アンケート実施及び第2次プランの事業についての検証。
・庁内関係各課との連携により、各種事業を円滑に進める。
・男女共同参画に係るリーフレット等を活用し、市民への周知を図る。
【私の意見】
育児中の女性等の社会参画を支援する為に、在宅勤務や短時間勤務の支援に係るセミナー等で働きかけを行ってはどうか。
➡三沢市では既に実施しているとの事でした。
これからのIT時代において、女性が短時間からでも活躍できるような三沢市を目指して欲しいと思います。