コロナ入院患者の死亡率、第2派は低い。

本日、ニュース記事でも、コロナについて書きました。

日記では、コロナ第2派は入院患者の死亡率が低くなっているという話を書きたいと思います。

日本経済新聞の情報から抜粋

国立国際医療研究センターは9月30日、新型コロナウイルス感染症の入院患者約6000人の分析結果を公表した。第2波では第1波に比べ、重症になってから入院する患者の割合や死亡率が低下した。若い感染者が増えたほか、手探り状態だった治療法が進歩したことが大きいという。

9月4日までに登録された345の医療施設のデータを使い、6月5日までの第1波と、6日以降の第2波を比べた。

入院時に重症になっていた患者の割合は全年代で減った。重症化しやすい70歳以上では約35%と約14ポイント改善した。入院する際に重症だった人の死亡率は10.1%と、第1波のほぼ半分になった。死亡率も全ての年代で低下した。

日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64426460Q0A930C2I00000/

上記の情報をネットで発見しました。

気になりましたので、情報元の国立国際医療研究センターのHPから資料を確認してみました。

情報元の国立国際医療研究センターのHPから資料を探す。

COVID-19に関するレジストリ研究について情報公開しており、その中に9月30日開催のメディア勉強会の資料として
「COVID-19レジストリ研究解析結果、重症化を予測する液性因子について」が、ウェブサイトに公開されました。

その中から情報を紹介します。

入院時重症度について

6月5日以前と6月6日以降で、入院患者で重症度の割合を示した図になります。

全世代で、重症度が下がっている事が分かります。

入院後に死亡する割合について

こちらも6月5日以前と6月6日以降で分け、さらに、軽症/中等症例の場合と重症例の場合で分けて割合を計算しています。

どの項目においても6月6日以降の方が死亡割合が下がっている事が分かります。

おわりに

その他、資料には以下の記述もありました。
〇併存疾患がない症例と比較し腎機能障害、肝疾患、肥満、高脂血症、高血圧、糖尿病を有する症例は入院後に重症化する割合が高い傾向にある。
○ 併存疾患がない症例と比較し、心疾患、慢性肺疾患、脳血管障害、腎機能障害を有する
症例は死亡する割合が高い傾向にある。
○ 重症化因子と死亡因子は異なる可能性がある。

詳細を知りたい方は実際に以下のリンクから資料をご覧頂ければと思います。
http://www.ncgm.go.jp/covid19/200930_handouts.pdf

コロナは少しずつ回復しやすい感染症となってきているのが分かります。少しでも早くコロナに感染しても重症にならない世の中になれば良いと思います。

本日は以上です。

投稿者プロフィール

久保田隆二
久保田隆二
三沢市議会議員(1期目)。32歳。1989年(平成元年)生まれ。
古間木小学校⇒第五中学校⇒三沢商業高校(情報処理)⇒八戸工科学院(制御システム工学)を卒業後、六ヶ所村の日本原燃(株)で約5年間勤務、その後、社会課題解決に興味を持ち、東京のIT関連会社で約2年勤務し、2019年に三沢市へ帰省。
2020年3月に三沢市議選挙で初当選し、市議会議員として活動中。

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