政府が来年度から、AIを活用した自治体の婚活支援事業を後押し

政府が来年度から、少子化対策の一環として、人工知能(AI)を活用した自治体の婚活支援事業を後押しすることを明らかにしたということについて書きたいと思います。

AIによる婚活支援事業について

政府が、自治体が行うAI婚活などを支援する為、来年度予算の概算要求で20億円を計上しました。

今までの事例の紹介

今までの事例を紹介します。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4b0af8dac6e4c420ced529c8dd7bc314249f1b4e?page=1

AIによる婚活支援事業は、2015年3月に導入した愛媛県が先進例として知られる。AIが「希望条件に合わなくても相性の良い人」を見つけることで高い成果を上げたことが話題になり、内閣府や地方自治体、海外からも視察が続いた。

行動データの分析結果

えひめ結婚支援センターの岩丸裕建事務局長はこう話す。

「専門家が行動データを分析した結果、お見合いにたどり着けない男女の大半には、ある特徴がありました。それは『同じ検索条件に固執し続ける』ということです。20代女性にこだわり続ける40代男性、希望年収を少しも下げられない女性、なぜなのかはわかりませんが、ちょっと目先を変えて対象を広げてみようということができないのです。さらに、35歳を過ぎると条件がどんどん厳しくなっていく傾向もわかりました。そうした負のスパイラルの中でいつまでもお見合いに至らず、ついには『婚活疲れ』であきらめてしまう人がたくさんいました。それが、AIを試験運用すると、条件とは違うお相手を気に入る人がどんどん増えていったのです」

※利用者に、希望から少し外れるくらいなら許せる、という潜在的意識があっても、条件検索では反映できない。その弱みを、AIがフォローした形だ。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4b0af8dac6e4c420ced529c8dd7bc314249f1b4e?page=2

実際の実績(数値)について

その後、お見合いを申し込んで了解をもらえる確率は男女平均で29%に上昇。AIがお薦めした申し込みに限れば40%近いという。意外な効果もあった。

「女性のお見合いの申込件数がAI導入前は男性の2割ほどにとどまっていましたが、導入後は飛躍的に増えました。『AIが選んだ相手だから気楽に申し込めた』との声が多く、失敗して傷つきたくないという女性の心を楽にしてくれたようです」

肝心の成婚者数も、AI導入前の6年半で455組だったが、現在までに1300組に達した。導入後の5年半で845組以上が成婚に至ったということになる。

「カップルにはどんな経緯で結婚に至ったかの細かな報告は求めていないので、何組がAIで結ばれたのかは説明できませんが、成婚者数を見れば効果は明らかだと考えています。AIも新たな出会いの形の一つとして、捉えていただけたらと思います」

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4b0af8dac6e4c420ced529c8dd7bc314249f1b4e?page=3

おわりに

このAI婚活では希望条件からちょっと離れている人を探すことにとても有効だと考えており、一定の効果が出ていることにも納得できます。

希望条件を考えるのが結構大変になるかもしれません。

本日は以上です。

投稿者プロフィール

久保田隆二
久保田隆二
三沢市議会議員(1期目)。32歳。1989年(平成元年)生まれ。
古間木小学校⇒第五中学校⇒三沢商業高校(情報処理)⇒八戸工科学院(制御システム工学)を卒業後、六ヶ所村の日本原燃(株)で約5年間勤務、その後、社会課題解決に興味を持ち、東京のIT関連会社で約2年勤務し、2019年に三沢市へ帰省。
2020年3月に三沢市議選挙で初当選し、市議会議員として活動中。

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